教育理念・目指す児童生徒像
オークランド日本語補習学校の教育目標には、
日本の心を伝える
を掲げています。日本の心、すなわち「日本人としての自覚・誇り」を十分に育むことです。そのための教育活動として三つの柱をたてました。
①日本語への学習意欲を育てる
➁先生や友達への親しみを育てる
➂日本文化への理解をもたせる
これらを子どもたちの中に育てることで、日本人としての自覚や誇りを持った子どもへと成長していくと考えます。
そして、児童生徒のどういった姿が見られた時に、「日本人としての自覚・誇り」が育っていると判断できるのかという観点から、次の二つを本校の「目指す児童生徒像」に掲げています。
聴く子ども
日本人として表現できる子ども
「聴く子ども」
本校の目指す「聴く」を一言で言えば、能動的に学ぶ意志の表れです。「日本が好き」「私は日本人」「日本についてもっと知りたい」こうした気持ちが、この聴く姿勢となって現れてきます。
「日本人として表現できる子ども」
日本の文化や行事を体験したり・礼儀作法・習慣を身に付けたりすることは、自分に対する理解(アイデンティティ)をより強いものにします。どちらの国の良さも兼ね備えた児童生徒の育成のためには、この「NZで育つ日本人」としての自覚を育むことが必要です。つまり、児童生徒が、自分の身体や言葉で日本人として表現し、行動することを目指す姿と考えました。
オークランド日本語補習学校の教育デザイン